結婚相談所の誇大広告

一般的に大手とよばれる結婚情報サービスを除く中小規模や個人事業主として運営している結婚相談所(※以下、結婚相談所)は全国で約4,000社あると言われています。
 
その結婚相談所において、ここ数年で特に問題視されているのが「誇大広告」。
誇大広告とはサービスの内容について事実と異なる、実際のものより明らかに優れていると消費者に誤認させるような表示、表現のことを指します。
 
結婚相談所で言えば「成婚率」や「交際率」、「お見合い成立率」などの実績数値、費用に関する表示、そして「日本一」や「業界初」といった表現に指摘が多いようです。
 
実績数値については根拠や基準日を掲載する、費用においては注釈記載をする、「日本一」や「業界初」という表現は確実な証拠を表示するなるなどして誤認を防ぐ必要があります。
 
これらのことが守られているかどうか、(消費者にとって)結婚相談所を選ぶ際にとても大事な「基準」となるかもしれません。